ワクチンの特許を放棄した男

Jonas Salk who invented the polio vaccine could have made seven billions by patenting it, but purposefully didn't.
ポリオのワクチンを発明したジョナス・ソルクは、そのワクチンで特許を取っていれば70億ドル稼げていたが、そうしなかった。
# ジョナス・ソルク(1914~1995年)は米国人の細菌学者。「ポリオ」は伝染病の名称。

英文の解説

"invent" は「発明する」という意味。 "purposefully" は副詞で「わざと、意図的に」という意味。 "patent" は「特許(を取得する)」という意味。

「could have~」は「~できていた」という意味。「~」の部分には動詞の過去分詞形が入る。 仮定法の一種だが、あまり気にしなくて良い。

"Jonas Salk who invented the polio vaccine" が主部で、"could have made" 以降が述部。 "make seven billions" で「70億ドルを稼ぐ」という意味。 この "make" は "make money(カネを稼ぐ)" の "make" と同じ意味。 "seven billions" という数字が金額のことであるのは文脈から判断する。

ソルクの名言

1955年4月、ジョナス・ソルクはCBSのインタビューで「誰がワクチンの権利の所有者か?」と問われ、次のように答えています:
"The people, I would say. There is no patent. Could you patent the sun?"
「私たちみんなだ。 特許なんてものは存在しない。 太陽の特許を取れるかね?(いや、取れまい。 ワクチンも同じことなのだよ)」