"last longer" って、どういう意味?

質問: "last longer" って、どういう意味ですか?

回答:「比較的長く続く、いっそう長もちする」といった意味です。

詳しくは以下をご覧ください。

1. 解説

1.1. last

"last" は「最後の」という形容詞としての意味が有名ですが、"last longer" の "last" は動詞で次の意味を持ちます:

  1. (何かの期間・出来事・現象などが)続く
  2. (効果・性能・状態・命などが)持続する
  3. (水や資金などの残量が)もつ(必要量が維持される)

1.2. longer

"longer" は "long" の比較級です。 "long(er)" には形容詞と副詞がありますが、"last longer" では副詞の意味で使われていて、「いっそう長く、より長く、比較的長く」という意味です。

1.3. 類似表現 "last long"

"last long" という(比較級ではない)表現も可能です。 "last long" は「長く続く、長持ちする」といった意味です。 "last long" は比較対象(~よりも)が存在しません。

2. 用例(全部で5つ)

~より長く続く

The average rock concert lasts longer than an hour.
平均的なロック・コンサートは1時間よりも長く続く。
# "last longer" の "last" は動詞なので、三単現の "-s" が付く "lasts" にもなります。

長もち

Margarine has more additives than butter and thus lasts longer.
マーガリンはバターよりも添加物が多いので(バターよりも)長もちします。

過去形

After he died, the water lasted longer.
彼が死んだあとは、水は長もちした。

# 海で遭難して二人が生き残り、水の残量を気にしつつ二人で分け合って飲む状況で、一方が死んでからは水が減るペースが遅くなりました。

動詞としての "last" の過去形は "lasted" です。 過去分詞形も "lasted"。

"much" と共に

The patient is not expected to last much longer.
その患者は、そう長くは(命が)もたないと思われる。

# "last" と "longer" の間に "much" が入るパターンです。 "last longer" の "longer" は副詞であり "much(とても、随分と)" による修飾が可能です。 この "much" も副詞です。 副詞副詞を修飾できます。

"last" と "longer" の間には "much" の他にもいろいろな語が入り得ます。

"much longer" は「とても(~よりも)長く、随分といっそう長く」と訳されます。

この例文では "not" と "much longer" が組み合わされているので、「そう長くは、そんなに長くは」と訳されます。

"last long" の用例

The war will last long.
その戦争は長く続くだろう。
# "last longer" ではなく "last long" の用例です。