悪態は正直者の所業

People who swear a lot are usually more honest than those who don't.
一般的に、悪態をつく人は、そうでない人よりも正直。

# "swear" は「誓う」という意味のほか、「悪態をつく」という意味もある。 ここで言う「悪態」とは「ガッデム」や「ファック」など腹立ちを表現するのに使われる汚い言葉のこと。 日本語で言えば「くそっ」や「ちくしょう」。

"who don't" の後ろには "swear" が省略されている。

嘘と悪態

嘘をつくのは一般的に不道徳な行いとされますが、 悪態を付くのも同様に不道徳的です。

英語の場合、悪態は "God damn." のように「」が関わることが多いので涜神(とくしん)的とも見なされます。
子供が "God damn." などと罵ると、お母さんが "Don't swear!" と叱ります。

したがって、平気で悪態をつく人はをつくのにも抵抗が無いと考えられます。

学術的な調査

ところが、マーストリヒト大学などの研究グループが 2017年に "Social Psychological and Personality Science" に発表した研究では、悪態を付く人は正直で誠実であることが多いという結果でした。
冒頭の一文は、この結果に基づきます。

でも、この結果は実は意外ではありません。 「悪態をつく」のは自分の感情を正直に表に出すことに他ならないからです。